Uno! / Green Day

Uno!

Uno!

グリーンデイみたいなストレートでキャッチーなロックナンバーは時代の要請に適ったものだと思う。ロック好きといっても昔みたいに気難しい屁理屈屋は少なくなったと思うから。分かりやす過ぎる感があるにしても、並のアーティストより当たり前の如く群を抜いた楽曲のオンパレードは流石だ。


それにしても、キャリアが長い割に今でもここまでの音が出せることは特筆すべき。往々にしてバンドのパワーが落ちたり、大人になって落ち着いたりするものだが、彼らには当てはまらない。青春真っ只中のキレキレ感は健在だ。そもそも3作連続アルバムリリースなんて聞いたことない(今作は一枚目)。


昨今、パンクロックなんて絶滅危惧種みたいなものになってしまっているが、まだまだ存在感をしめしてくれ。