シンメトリー ヘルマン・ヴァイル

シンメトリー

シンメトリー

これは一般読者にはちょっとついてけない。
それに興味も少し違う。
美的概念であるシンメトリーをどう分析しようと、どう定義しようと門外漢にとってはあまり理解できないことであって、むしろシンメトリーという概念が素人でも慣れ親しんだ経験とどう関係しているのか、という内容を期待していたが、そうではなかった。端的にいえば一般教養書というより専門書だ。数学的定義もでてくるしよくわからん。
シンメトリーが実際にどうあるとういうより、それが我々にとってどういう意味をもつのかということに対しての内容だったらよかったのにな。